【レゾンのコラム】2005年10月30日
先日、腕時計を家電量販店で購入しました。なぜ家電量販店で?といわれれば、ポイントが余っていたのを思い出したから。

一部つかって購入、そしてまたポイントがたまったわけですが、ポイントも立派なお金だなぁと改めて思いました。このポイント、ご存知のように家電量販店以外でも、証券・銀行・百貨店・旅行会社に航空会社と数多くの会社が実施しています。
しかしながら、これらのポイントは他社では使えません。
自社のサービスでしか使えないポイントをサービス購入者に付与することで、
・また自社のサービスを利用してもらう。
・一種の割引として安さをアピールすることになる。
・顧客の購買履歴を集めることにより、効率的なマーケティングを可能にする。
・付与したポイントに期限を設定することにより、何割か存在するポイント切れにより実質値引きを免れる。
上記のようなことを意図して各社はポイントを発行しています。
一方、これらの各社が発行するポイント自体をビジネスモデルとする会社も存在します。例えば、各社のポイントを自由に交換できるサービスを提供する、Gポイントというや会社や、各社のポイントを独自のポイントに変換しなおすネットマイルという会社などです。
このようなサービスまで来ると、排他的なサービスであったポイントサービスも、一種の通貨として機能しだします。いわゆる電子マネーといわれるものです。汎用性と、換金性が完璧でないにせよ、機能しだすからです。
Suica や Edy などが普及してきたため、電子マネーという言葉が普及し始めてますが、現実の経済には、まだそれほど影響を与えるほどではないかもしれません。
今はまだ、コイン決済が移り変わりつつあるという程度です。
硬貨流通、初の減少・7月末、電子マネーなど普及映す
日銀によると、100円玉や50円玉など世の中に出回っている硬貨の流通枚数が7月末、前年同月比0.05%減の915億7000万枚と、初のマイナスに転じた。電子マネーやクレジットカードを利用する人が増えたためで、スーパーやコンビニエンスストアで買い物をするときに硬貨を使わない「コインレス決済」がさらに広がる可能性が大きい。
7月末の流通枚数が前年同月を下回ったのは50円玉(前年同月比1.1%減)、10円玉(0.1%減)、5円玉(1.1%減)の3硬貨。500円玉や100円玉は0.8―2.1%増えたものの、全体の流通数は1971年1月に調査を始めて以来初めて前年同月を割り込んだ。
硬貨の流通量を金額ベースでみると、7月末は4兆4248億円で、前年同月比0.7%増と、92年4月以来の低い伸びにとどまった。
しかしながら、これらのサービスがより広がっていくと、様々な問題が起こりうる可能性があります。
【発行者問題】 電子マネーを発行する会社が倒産すれば・・・?
【金融政策】 中銀が関知できないところで、通貨が流通することによる金融政策の不安定さは・・・?
【安全性】 解消されつつあるとはいえ、いたちごっこのように問題は出続けるでしょう・・・
まあ、紙幣・通貨であったとしても完璧なものを提供できているとは言いがたいので、制度が固まるまでは、各人がリスクリターンを、意識しながら利用するしかないのでしょうけど。
投稿者 N.K. : 2005年10月30日 16:40