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2006年3月6日 民主党・岡田克也氏講演会




【レゾンの活動報告】2006年03月15日

「非常にまっすぐで意志の強い人」「長いスパンで物事を考えて
いる人」「国民を信じ、その幸せを考えている人」

これが、岡田さんの話を聞いて受けた印象である。


先日、民主党元代表の岡田克也衆議院議員をKBSにお招きし、
「小泉政権後の日本政治」という議題で講演を実施して頂いた。
■KBS公式HP参照:
  http://www.kbs.keio.ac.jp/news/060306.html

政治の世界の第一線で活躍されており、「もしかしたら」現在、
総理大臣のポストに着いていたかもしれない岡田さんの話が
真近で聞けるということからか、会場は立ち見が出るほどの
盛況ぶりで、質疑応答も活発に行われた。

講演自体、この5年間の小泉改革の実績を認めたうえ、自民党
が実施した「民営化(道路公団・郵政)」、「地方分権」、「所得
格差」、「外交」などの施策について、岡田さんが具体的に分析
する形で話が進展していった。


しかし、質疑応答に入るや否や場の空気が一変した。

「これまでのお話を聞いていて、民主党が9・11(2005年
総選挙)で負けるのは当然と思った。」 聴講者の一人が
激しい口調で自論を述べた。そして、これが他の意見を誘った。

・民主党に投票した2480万人の支援者に対する責任
(政権を取る)についてどう考えているのか?

・自民党のような戦略を、なぜ取らなかったのか?

・テクニカルな話は、一般市民(我々)に伝わりにくい

・人の心を揺さぶるような情熱を、見せるべきでなかった
のか?

 
「岡田さんは、どう切り替えしていくんだろう?」  
皆が期待するなか、彼は非常に興味深い受け答えをした。

・ビジョンが伝わってこないと言われているのは分かる

・ただ自民党と比べて民主党には良い候補者が揃っている

・自民党のパフォーマンスに気づいた国民が、いつか民主党に
政権を担当させようという日が来る

・個々の選挙に勝とうとするだけではなく、民主党のことを
国民へ正確に伝え続けることが大切だ

 
…この瞬間、MBAの学生なら誰もが考えたはずである。

「どれだけ良い商品やサービスを作っても、その良さが顧客に
伝わらなければ、売れることはない。」
ましてや、相手は小泉首相である。致命傷ではないか。。。

「今の競争軸の中で、民主党が自民党を上回る日は来るのだろ
うか・・・?」

そんな雰囲気が、教室を支配した。


ただ、私自身は岡田さんの幾つかの質問に対する回答を聞いて、
これまで持っていなかった認識を持ち始めていた。

「民主党がこの10年で何をしたのか?という議論もあるが、
良くぞここまで来たという想いもある。それくらい、政党を
組織としてまとめるのは難しい・・・」

「公のために働きたいと思い政治家に転身した。公務員時代に
政治家を見ていて、この人たちに任せておけないと思った」

「思って総理大臣になれるものではない。まず民主党が政権を
取ることに全力を注ぐことが重要だ」

「権力ではなく、国民のために頑張りたいと思える若い人に、
民主党に来て欲しい。短期間でなく、長期的に国民に受け
入れられることを考えられる人に政治家になって欲しい」


自分のなかに、ある思いがスッと落ちてきた。

「この人の最重要課題は、日本が良くなることであり国民が
幸せになることなんだ。総理大臣になることじゃない!」

「リーダーの座を奪い取るタイプではない。本当に必要な時に、
周囲からのぞまれリーダーの座にすわる人なんだ。」


政治家にも色々なタイプが存在すると思う。
その中で、岡田さんはある意味、貴重な人材だ。
今回、岡田さんの話を聞く機会をもち、その人柄に触れる
なかで強い意志と責任感を感じた。

岡田さんが将来、もし周囲からのぞまれて日本のリーダー
になる日が来たら、きっと結果を残すんじゃじゃないだろうか。

個人的にそう感じた一日だった。

                             以上

投稿者 下垣内智 : 2006年03月15日 14:36






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